「わらしべ長者」を私なりに考察!

ビジネス

 みんな知っている「わらしべ長者」

 おとぎ話のうちの一つですよね♪

 真面目に頑張っても恵まれない貧乏な若者が、観音様から言われた通りわらしべを大事にしながら旅に出たところ、最終的には大長者になってしまう、という所謂サクセスストーリーです。

 よくビジネス的な見解がされて話題になったりしますよね~。私もそんな記事を見たことがあります。

 だけど、大体そういった記事に書かれていることって、成功に繋げる為のノウハウをわらしべ長者から学びましょう!みたいな感じの内容なんですよね~・・・。
 プロセスにフォーカスが置かれているんです。

 でもね、私は別の部分に注目しちゃうんですよ。

 何処にか?というと・・・

 主人公の若者の”人柄”

 ここにフォーカスを置く人って意外に少ない気がするのです。

 私が思うに・・・この物語の主人公って、多くの人が、彼に裕福に、幸せになって貰いたい、って思ってしまうような感じの人間像なんですよ。
 で、多分なんですけど、作者もそういう部分狙ってこの話作っていると思うんです。

 真面目で素直で優しい・・・こういう人ってめっちゃ良い人じゃないですか?

 そんな良い人のことって、応援したくなるでしょ?

 

 では、この「わらしべ長者」の主人公の若者のどういった部分が、応援したくなるような所なのか、順を追って考察していきましょう。

  

 まず最初に、主人公の紹介がされますが、彼は毎日真面目に働いているにも関わらず貧乏から抜け出せない状況にいます。

 多分、成果が出なかったのは、頑張り方が間違っていた、もしくは、彼が従事していた職業は天候やその他の不可抗力による影響を受けやすいものであったのではないか、と考えられます。

 どちらにしろ、真面目であると明言されているのです。

 彼は”真面目”なのです。

  

 主人公は、貧しい生活から抜け出したいが為に、観音様に願いをかけます。すると、観音様は彼にお告げをするのです。堂を出て最初に手にする物を大事にし、ここより西に向かって旅に出なさい、と。

 彼は言われた通り、つまづいた際に手に触れた一本の藁を大事にするのです。そして、西の方角へと旅に出たわけです。

 あのぉ・・・いくらなんでも、観音様に言われたからと言って、一本の藁を大事にする人なんて普通いるでしょうか?

 はっきり言って、この人”素直過ぎ”ますw

 しかも漠然と、西へ迎え、って言われるわけですよ。

 そりゃあね、相手が観音様ですから・・・観音様が言ったんだから、言われた通りにすりゃきっと良いことあるだろう!

 ・・・と、思っても実践出来ないのが人というものです。

 その点、主人公はすぐに実践にうつすわけです。西へ旅を始めます。

 素直なだけじゃありません。”行動力”もありますよね♪

  

 道中、彼は色々な人との出会いに遭遇します。

 最初は、いつまで経っても泣き止まない我が子に困り果てている女性。

 その際、女性から、主人公が旅の途中に捕まえたアブを縛った藁を、子供の為に譲って貰えないだろうか?と聞かれ、迷いながらも譲ります。

 観音様に大事にしろ、と言われた物を、彼は泣きじゃくる子供の為に差し出したのです。

 きっとさぞかし迷ったことでしょう・・・。その藁を手放すことで、観音様のお告げを守れなくなってしまうのですから。

 アブを縛った藁を譲ってもらった女性は、持っていた蜜柑を主人公に渡します。

 別に蜜柑を望んだわけではなかったでしょうが、母親からしてみたらささやかなお礼だったのだと思います。

 さて、こんなやり取りをしながらも旅を続ける主人公ですが・・・

 見返りを求めず、困った人の為に、自分の大切とする物すらも犠牲に出来る。

 ”優しさ”と”誠実さ”が溢れていますよね~♪

 

 この彼の優しさと誠実さは、この後出会う面々とのやり取りからもうかがえます。

 

 喉が渇いて困っていたお金持ちの家の娘、強引に引き取らせられた死にかけの馬。

 主人公のお陰で、娘は蜜柑を食べて喉を潤し、死にかけの馬は手厚い介抱で見事に元気に復活を遂げます。

 ここまでの時点でも凄いですよねぇ・・・藁が馬になっちゃうんだからw

 

 元気になった馬を連れて、城下町までたどり着きます。すると、町の長者が馬を気に入り、千両で売ってくれ!と願い出てくるのです。主人公は驚きのあまり気絶してしまうのです。

 千両・・・現在だとどうなんでしょう、一億円とかかなぁ?

 

 時は遡りますが・・・死にかけの馬を強引に引き取らせられた、とありますが、引き取らせたのは旅路を急ぐ侍です。兎に角急ぎだったのでしょう。そんな中、大事な足である馬が死にかけの状態になってしまい、足どころかお荷物になってしまったわけです。

 たまたまそこを、お金持ちの家の娘から貰った上等な反物を持った主人公が通りがかったのです。

 侍は閃くわけです。どんなに立派な馬であろうと、死んでしまってはどうしようもない。ならば、この男の持っている反物と馬を交換して、売ってしまえば、幾らか旅路の足しになるであろう、と。もしかしたら、そのお金で新しい馬でも用意しようと考えたかもしれません。
 あくどいですねぇ(。-`ω-)

 主人公はNOと言えず、死にかけの馬を引き取ります。

 お人良し過ぎます・・・現代だったらどれだけ詐欺被害にあうか解りません。
 (~_~;)

 そして馬を可哀そうに思い、一生懸命介抱し、馬はその主人公の気持ちに応えるように復活するのです♪

 多分だけど・・・死にかけではなかったんだろうねぇ~www

 さて、現在の価値にして一億円もの値がついてしまうこのお馬さん、さぞかし立派なお馬さんだったんでしょう。それこそ、血統書付きのサラブレッドみたいなもんです!

 主人公に馬の良し悪しを見抜く力があったかどうかは解りませんが、主人公Good jobです♪w

 

 さて、気絶した主人公。町の長者さんの御屋敷に運ばれます。

 そこで長者さんの娘に介抱されるのですが、その娘っていうのが、蜜柑をあげた娘だったわけです。良く出来た話ですね~w

 長者はそのことを知って、娘を嫁に貰ってくれ!と主人公に願い出ます。

 この話、きっと娘にもその気が無かったら成立しないでしょう。

 まぁ時代背景もあるので、必ずしもそうとは限りませんが・・・。

 二人は結婚、主人公は長者の跡取りとなって、ハッピーエンドで物語は終焉を迎えます。

 

 ここでも幾つか考察出来ます。

 

 お話では、

男は藁一本から近在近郷に知らぬ者のない大長者になった。

とあります。

 周辺では名の知らない者はいない程の大長者になった、ということです。

 これ即ち、繁栄した、ということですよね?

 地位も名誉もなく、それまで何の実績も無い男が、ひょんなことから大金持ちの家の婿に入り、その家で上手くやっていき、成果まで出す!

 これって簡単なことではないですよ!大変なことです。

 きっと、最初は凄く窮屈な思いをされたのではないでしょうか・・・。見えないところで陰口叩かれたりとかもしたかもしれません。

 でもね、主人公は素直で真面目だったから成し遂げることが出来たんです。

 だからこそ、そんな主人公に対して、義理の親である長者さんは親切丁寧に仕事を教えこんでいったんじゃないかなぁ、と考えます。そうじゃなかったら、繁栄なんて無理でしょうからねぇ。

 また、周りの仕える人々も、そんな主人公の人柄を買って、成長していく彼について行ったのではないでしょうか?

 ここで、また新たに考察が生まれます。

 彼はきっと素晴らしいリーダーシップを発揮したのでしょう。

 長者さんの跡取りとなったとは言え、その組織の人間からしてみれば新参者であり、主人公からしてみれば全員が先輩です。その先輩方に認めて貰い、チームをまとめ、成功に導くということは、リーダーシップがあって人間力が無ければ成し遂げることは出来ません。

 長者さんも流石ですよね~。

 成功者だけあって、人を見る目がありました♪

 自分の娘を嫁にやる程の光輝くものを感じ取ったのでしょうね~。

 娘さんにしても、自慢の旦那さんに出会えてよかった♪

 いや~まさに、めでたしめでたし♪といったところでしょうかw

 

 まとめます。

 1.真面目で
 2.素直
 3.行動力があり
 4.優しく
 5.誠実であり
 6.更にリーダーシップがある

 成功する条件は一通り揃っているように思えます。

 わらしべ長者の主人公は、幸せになるべくして幸せになったのです。

 

 どうですか?

 皆さんの周りには、こんな人いませんか?

 もしいらっしゃったら、その人の周りの人たちを見てみてください。

 皆、そんな人のことを、またはそんなリーダーのことを応援してませんか?

 

 今日、このような形で、改めてわらしべ長者を考察したことで、私も色々と気づきを得ることが出来ました。

 皆さまにおかれましても、何か気づきを感じ取って頂けましたら幸いです。

 

最後までみてくれて、ありがとう♪
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